基本目標の具体策
- 健康で明るい「生き甲斐づくり」
まずは、感染症対策を徹底した上で、各種のレクリエーションや行事に外出や交流を取り入れていく。社会的交流や知的活動を活性化するとともに、心身の機能維持や向上心を高める。また、能力に応じた農作業や清掃作業等により健康で働く喜び、社会適応や能力の開発に繋がり「生き甲斐」の発見に結びつくように支援する。その他にも自立に向けた居室の整理整頓、整容面の支援を徹底し清潔保持に努める。 - 入所者個別支援の向上 入所者の高齢化が進む中で、生活上に老化現象や疾病の増加が見られ、部分的要介護状況が増えつつあり、年々医療機関の利用も多くなっている。更に生活障害や認知症疑いも増え、支援上の観察力が求められる。日頃からの行動に心がけ、適切な個別支援を図り、嘱託医や医療機関と緊密な連絡をとりながら、疾病の予防並びに早期発見に努める等、日常生活に於いてきめ細かな支援を行う。また疾病に関する知識、支援のポイントを学び安心・安全で統一された支援を心がける。加えて、個別支援計画に長・中期目標及び短期目標を取り込み、その具現化のため入所者自身がより能動的に活動できるよう、健康管理、娯楽・社会参加を総合的に計画する。また福祉事務所との連絡を密にし、社会復帰を望む入所者については、施設生活においてやるべき事や退所時期など具体的な計画を提案するとともに、退所後のプランや連絡方法など話し合い支援する。 入所者本位のサービス提供のため、個人情報の保護、苦情解決組織の充実及び福祉サービス第三者評価受審のための整備を図り、サービスの質の向上に努める。
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入所者地域移行の推進 入所者の要望と能力を勘案するとともに、退所時期やその後のプランを具体的に明確化して、福祉事務所、家族、医療機関等の連絡・調整を行う。入所者の就労支援(採用面接の練習や履歴書の記入等)にも積極的に力を注ぎ、地域生活への円滑な移行を支援する。
- 地域福祉への役割地域福祉への役割として、町の委託を受けた高齢者世帯への給食サービスを行う。また、毎月の誕生会に併せて施設近隣の70歳以上で1人暮らしの方へ昼食を提供する。さらに、家の周りの困りごと(除草他)は個別にサービス提供していく。学習支援を受ける生活困窮家庭に向け、朝食弁当の提供を始め3年を迎える。保護者との連絡を更に強化していき、児童・生徒の生活状況や生活の改善に向け役割を果たす。救護施設の使命として細やかな相談支援等、アウトリーチ活動を強化する。その他、広報誌の発行・インスタグラムの定期的な投稿をはじめ、マスコミ等を通じ、情報公開と発信力を高めることで、地域住民の方々に施設の理解を深めてもらうと共に、より一層の地域貢献の拡充を目指す。
- 職員の資質の向上
(職員研修)
○ 施設外研修…参集型の研修を中心に、県社協、熊救協主催による研修の機会をはじめ、九州ブロック研修会、全国規模の研修会への参加の機会を与える。○ 施設内研修…県、九州ブロック、全国規模の研修会に参加した者はその報告を行う。
また、総務委員会を中心に職員各自がテーマを定めて、それに基づき研究した結果を発表する。
(勤務態勢の確立)
○ 生活支援員については、生活相談員指導のもとに、「報・連・相」の徹底と生活支援員同士のコミュニケーションの強化、更に通常業務において「助け合いの精神」をもって、入所者個々の支援の向上に努める。
○ 看護師については、健康管理と保健衛生の分野で専門的な知識を活用し、入所者個々への健康指導や受診の調整を含め支援の向上に努める。
○ 調理員については、主任栄養士指導のもとに、主任調理員を中心として調理給食業務の遂行、衛生管理の徹底と共に、高齢者世帯への給食サービス業務の配送に携わる。
○ 全職員は、職務別チーム間の連携を密にするとともに、情報の共有化を徹底し、入所者個々について統一した支援の確保に努める。また、入所者の尊厳を図るため、入所者個々の生活歴、障害に理解 を深め、虐待の未然防止、職員の資質向上を図る。
〇 職員のメンタルヘルスケアを定期的に実践し、一人一人の職員が伸び伸びと業務に従事出来るよう、また、意見や要望がきちんと反映できるような雰囲気作りに努める。
- 運営費の効果的活用と適正な経理事務施設移転先の用地取得が進み、施設整備が目前となっている。移転までは入所者の安全で快適な生活が保障されるよう、これまで同様、老朽化した設備等の補修に当たる。しかし無駄の無い様精査して行っていく。措置費並びに利用者負担金収入を基にした運営費は、入所者支援に最も効果的に活かされなければならない。何らかの要介護状態ある入所者が4割近くに上っている今日、誰一人取り残さない支援を検討し、生活の質を見直していく。さらに、施設入所者の支援に留まらず、地域貢献事業に益々力を入れ、求められる存在を目指す。


