社会福祉法人蘇生会 救護施設 野坂の浦荘

個別支援計画

入所の個別支援方針

入所者が個人の人格を尊重され、健康で文化的な生活水準が維持されること。また、高齢者の増加に伴い、疾病の予防対策に万全を尽くすこと。

個別支援計画

入所の健康管理

身体障害者、精神障害者、知的障害者、その他障害に応じてきめ細かく配慮し、心のふれあいを大切にします。

  1. 嘱託医による健康診断を実施し、潜在的な疾病の予防に努めます。
  2. 町主催の特定健康診査・後期高齢者健診、並びにガン検診を実施し、
    生活習慣病全般の予防に努めます。
  3. 毎朝の体温測定及び手洗い・うがいを励行します。(朝・夜・外出・作業等から帰宅後)
  4. 施設内の定期的な消毒及び換気を実施します。
  5. 外出時にはマスクを着用します。
  6. 体重・血圧の測定
    月1回(病状に応じて回数を増やします)
    外出等の前には、予め血圧、体温、脈拍等などを測り体調のチェックをします。
  7. 薬の服用を確認します。
  8. リハビリの実施
    高齢化、重度化の現象が顕著となっているため、個々の現況を的確に把握し、それに適応した機能回復訓練を行っています。
    散歩(体力別に廊下、運動場(0.5km)、散歩コース(1km)のコースに分かれ、)朝・昼1日2回)、個別歩行訓練
    器械による運動
    ラジオ体操(朝・昼1日2回)
    外気浴(昼食後)
    足浴(入浴日以外)
    食前の嚥下体操

食事

家庭的で暖かみの有る食事作りに取り組みます。又、“食べることの楽しみ”について考慮しながら健康保持に努めます。

  1. 行事や、毎食事の楽しい雰囲気作りを心掛けます。
  2. 盛り付け等の時間の工夫により、適温に対する配慮をします。
  3. 嗜好調査・残食調査により嗜好の傾向を把握し、献立の内容を工夫します。
  4. 居室会食により、家庭的な雰囲気を味わい食事を楽しめるようにします。
  5. 入所者の身体状況に合わせて、ミキサー食、刻み食、粥食、糖尿病食、減塩食を提供します。
  6. 月4回のセレクトメニューや年3回のバイキングを実施します。
  7. 誤嚥予防として、食事前に嚥下体操を行います。
  8. 新型コロナウイルス感染防止に配慮しつつ、キッチンカーなど外食を取り入れると共に施設内での食に関するイベントを企画し楽しみを提供します。

地域社会との交流

  1. 御立岬海水浴場一帯の清掃(6月)
  2. 町福祉スポーツ大会 ※町の計画次第
  3. 町文化祭への出展 ※町の計画次第

レクリエーション

新型コロナウイルス感染状況を見極め、対策を講じたうえで外出行事等を再開し、日常生活に潤いを与え心身の安定を図ります。

  • 荘外レクリエーション(デイキャンプ)
  • 荘内レクリエーション(卓球バレー・風船バレー)
  • 夏祭り
  • ショッピング(年4回のうち2回を選べます)
  • 運動会
  • 三社参り
  • 誕生会
  • 日帰り旅行(4ヵ所から1ヵ所を選べます)
  • 入所者互助会親睦会(職員がゲームや演芸の案を作成し、入所者の協力のもとに実行します)
  • 選択レクリエーション(5種類の行事を企画し、その中で1種類を選択し参加します)
  • ふるさとh訪問(県北・県南エリアに分けて実施します)
  • 救護施設スポーツ交流会
  • 花見

クラブ活動

基本的な知識を得、物を作りあげた達成感を味わい、心身の健康を維持し老化防止に努めます。

  • ヨガ(月2回 インストラクターによる指導があります)
  • 文化活動(竹灯籠、門松作りなど、生活支援員の中で部長・副部長を定めて企画実行します)
  • スポーツ活動(風船バレーやグランドゴルフなど生活支援員の中で部長・副部長を定めて企画実行します。)                   「生き甲斐」の観点

作業指導

(内容は入所者作業訓練に関する管理要項による)

  1. 作業により精神面での安定が得られ、社会適応や残存能力の開発、更に、生き甲斐の発見へと結びつくことを目的とします。
  2. 作業収益金は一般会計とし、作業、清掃活動参加者への現金を支給します。
  3. 作業種目
    農作業(柑橘類・蔬菜栽培)
    道路除草
    花壇の手入れ
    ミニ園芸作業(花壇の除草、野菜・花の植え付け、荘外の清掃)
  4. 清掃活動(トイレ清掃、手摺り消毒、荘周りの清掃、窓拭き)

日常生活支援

入所者の高齢化により、衛生面における生活支援の必要性が高まっているため、衛生管理に十分配慮していきます。

  1. 清掃…居室や共用スペースは、生活支援員の支援のもとに毎日清掃します。
  2. 被服…下着及び衣類は毎日着替え、就寝時はパジャマに着替えます。
    上着は寒暖に合わせて着脱します。
    衣替えの時期には、生活支援員の支援のもとに行います。
  3. 洗濯… 毎日、生活支援員の支援のもとに洗濯係が行います。
    雨天が続く場合は、乾燥機にかけます。
    手洗い希望者は個人で行います。
  4. 寝具… 晴天の日は、乾燥と消毒を兼ねて日光に当てます。布団乾燥機を計画的に活用します。
  5. シーツは週1回洗濯し、失禁等で汚れた人はその都度回数を増やします。
    失禁に備えて布団の替えを準備します。
  6. 入浴… 週4回
    夏期は入浴日以外は毎日シャワー。
    失禁があった場合は、その都度清拭を行ないます。
  7. 整容等
    洗顔… 自力で出来る可能性のある者については、時間がかかっても介助を控えるようにしています。
    爪切り・耳掃除 …週1回。自分で出来ない方に対しては、生活支援員が行うようにしています。

入所者の安全管理

入所者個々の身体及び精神の安定状況を的確に把握し、職員相互のコミュニケーショ

ン、入所者とのコミュニケーションをよくとりあい、事故を未然に防ぐように努めます。

防災訓練は入所者の心身の状況に即した訓練を行い、スムーズに消火・避難誘導ができるようにします。

また、風水害に対する防災訓練も実施します。

また、有事の際、常務継続計画の内容を理解し、迅速に行動できるよう備えます。

毎月第1木曜日を安全の日と決め、全施設内外の設備の点検を行ないます。

外部からの不審者に対する防止を講じます。

お気軽にお問い合わせください TEL 0966-87-2277 受付時間 9:00 - 18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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